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ラブホ発明王が福島を救う その5

原田さんがイメージしたのは雪国の子供たちが作れる「かまくら」だった。大きな半球の構造物にアーチ型の入り口と窓を開けて、カタログで見つけた毛足の長いタロスで包み込んだ繭のようなかまくらを全ての客室に作り、その中にベッドを設置した。

今でも忘れないのですがオープンは8月13日午後10時でした。看板に明かりを灯したら10分で満員になりました。みんな泊まりで、朝になっても全ての駐車場にクルマが泊まっているのを見ていたらホロッときましたね。それからは連日満員。経費節約のために実家から両親を呼んで、タダで働いてもらったりしたから儲けは目標の3倍になりました。

バステル花は評判になり、原田さんにはラブホテルのデザインと内装の仕事が舞い込むようになってきた。

ならば、と今度は各部屋を違うテーマで作り直しました。そうしたらショールーム代わりにもるからね。せっかくSL型のベッドとかタヒチとか面白い部屋にしたので、チラシを沢山刷って新聞の折込に広告を入れたら、配達地域の子供が大騒ぎして警察から大目玉をくらいました(笑)。