ラブホ発明王が福島を救う その6

結局、関東、東北を中心に60件のラブホのデザインをやりました。当時は天狗になっていてね。営業なんてしないで「お客さんがここまでやってきて頼みに来ないとやらない」という時代だった。デザインと内装をやって儲かって、そのお金でラブホを自分でも買って、福島県内に5件のラブホをもつことになりました。

ここで原田さんのラブホのデザイン術を聞いてみる。ここまで読んでお分かりのように、原田さんはこれまでインテリアデザインどころか、専門的な美術教育を受けていないのだ。

まずね、部屋の中心になるものをイメージする。たとえば、公園がテーマならブランコとか。それで、ブランコのイメージを完璧に作ってから、それを活かす周辺のイメージを自由に広げながら作っていく。素人が書いたデザイン画だから、よくお客さんに「これでよく伝わりますね~」と言われましたが、気の知れた大工が施工するから大丈夫。発想というのはそのことを長く続けている人は駄目なんですよ。まったくの素人の方がいい発想が出る。プロは自分が積み重ねた経験を土台にしているからそこから超えていけないね。

 

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